楽なバイト

試験監督の仕事を楽しいものにする視点とは?

楽なバイトと楽しいバイト、あなたはどっちがいいですか?
どっちもどっちですか?

 

じゃあ、「仕事はつまらないけど、超ラクなアルバイト」と、「仕事はメチャメチャ面白いけど、かなりハードなアルバイト」だったらどっちがいいですか?
と聞かれると結構悩みますよね。

 

体調が悪くなければ「面白いけどハードなバイトで」もOKの場合もありますし、また、体調があまりよくない時は、 とりあえず超ラクなバイトがいいという時もありますよね。

 

では、試験監督のバイトは、上のタイプでいうとどっちにあてはまると思いますか?

 

私のイメージでは「仕事はつまらないけど、超ラクなアルバイト」ですかね。
あなたのご想像通りかもしれません(笑

 

正確にいうと試験監督のバイトって、「体力はあまり使わないけど、ボーっとしてる時間が結構あって、眠気とたたかいながら試験時間が終わるのを待つ仕事。」
なんですよね。楽だけど楽しくない仕事、といっていいんだと思います。

 

ですが、このあまり楽しくなさそうにみえる仕事も「少し楽しい仕事」に変えることができるように思います。
では、楽しい仕事ってどんな仕事なんでしょうね?

 

こんなアンケートがありました。

 

楽しい仕事のアンケート結果

 

(※引用: 生きがいプランナー /  http://ameblo.jp/masumikobayashi/entry-11958931916.html )

 

75名中の45名が、いまの仕事を楽しいといっていますね。
「楽しい率」は、60%ですね。世間の仕事の「楽しい率」は、そこそこ高いのかなーと

 

で、このアンケートからわかる楽しい仕事の要素としてあげられるものが、

 

人との交流

 

仕事をきちんとさばけることの実感

 

新しいことを吸収する機会がある

 

などでしょうか。

 

この3つの要素を試験監督のバイトで実現するための視点として、こんな風に考えられませんかね。

 

人との交流
→ 休憩時間に同じバイト仲間や社員さんと積極的に交流する
→ 学生かろの質問や相談には真摯に対応する

 

仕事をきちんとさばけることの実感
→ 仕事の段取りをあたまにいれて、先を読んで行動する流れをシミュレーションしておき、実際に行動する
いかにムダを省いた「流れ」を考えられるかがポイント。それを実際に自分で再現できるとかなり嬉しいはずです。

 

新しいことを吸収する機会がある
→ 担当する試験問題に目を通し、試験で扱われている領域やジャンルの面白さや社会とのかかわりを考えてみる。
→ 受験生がどういう動機やストーリーでこの試験を受けにきたのか考えてみる

 

と、かなり拡大解釈してますが、こんな視点をもって試験監督の仕事をすると、それなりに「楽しくこなせる」のかなと思います。

 

川をのぼるアユの稚魚を数えるバイト?!

 

アルバイトを楽しいものにする視点の参考になればということで、私自身がこれまでに経験した「ユニークで効率的に稼げたバイト」をご紹介しますね。

 

学生の間では一日だけの単発バイトって結構人気があると思います。サークルや学校の都合で一日だけ時間が空いた時にバイトで小遣い稼ぎたいって思う人、多いですもんね。
私が今まで経験したアルバイトの中で、一番「おいしいバイト」は長良川の河口で川をさかのぼる鮎の稚魚の数をざっくりと数えるバイトでした。
一日拘束されますが、一時間ごとに20分間、遡上する鮎の稚魚を数えます。

 

数えるといっても鮎の稚魚は20〜30匹ぐらい群れて遡上するので、 鮎の稚魚の集団が通過する回数を数え、最後にその数の20倍を記録するというかなり乱暴な仕事でした。

 

国から急ぎでやってほしいといわれて受注した民間業者のバイトでした。税金ってこんな風に無駄に使われてるんだなーと思いました(笑

 

そしてこのバイト、三人で交代で数えるのです。つまり、自分が数える順番は三時間に一度。しかもたった20分。実働一日1時間ぐらいです。
他の人が数えている間や合間の時間は車の中で眠るもよし、漫画をよむもよし、スマホでラインをするもよし。というちょっと信じられないバイトです。

 

それで日給3万円もらえました!! こんなにおいしいバイトは他にはなかなかないと思います。
このバイトは、「楽しい」というより、今までにないバイトなのでこの仕事が必要になった背景を推し量ってみたり、川をさかのぼるアユの稚魚がジャンプする様子をじっくりみたりなど、なかなか刺激的なアルバイトでした。

 

家庭教師で図工を教えてました!しかも時給5千円!!

 

子供が減っていることもあり家庭教師の求人は減少傾向にあります。
大学生で家庭教師をやっている人は12%程度にとどまっています。

 

私が経験したもうひとつの「おいしいバイト」は、家庭教師なんですが、なんと、小学一年生の女の子の家庭教師ですね。これもかなりラクでした。

 

家庭教師のチラシを自分でつくって家のまわりのポストにいれてまわったのですが、100枚ぐらい配ったら3件ぐらい申し込みがありました。
レスポンス率は3%なのでかなり高いですね。

 

チラシをまいた翌週に、いかにもお金持ちが住んでそうな高級な感じのマンションの30代の母親から連絡があり、小学一年生の女の子の家庭教師をすることになりました。
小学一年生の明るく元気な女の子でした。初めて家庭教師をする日にふたりだけになって「何を勉強したい?」ときいたら「図工」といわれて、戸惑いながら図工の教科書をもってきてもらって、画用紙をきって何かをつくるというようなことをしましした。

 

いま思うと小学生と遊んでいただけのうような感じですが、自分なりに一生懸命、指導やらサポートをしていました。
バイト代は週一回二時間でなんと一万円!!時給はなんと5千円!!

 

その子の母親は中学受験を想定していて私にとりあえず勉強をみてもらおうと思ったようでした。

 

それからは週に一度、小1の女の子の希望するがままに国語やら算数やら社会、図工の家庭教師をしていました。
さすがに、あまり意味がないとさとったのか家庭教師を初めて一か月ぐらいで、塾にいくことにしたと家庭教師は終わってしまいました。
そりゃそうだよな、と思った経験でした(笑