試験監督と似ているバイト

試験監督のバイトに似ているバイトがあったらやってみたいと思いますか?

試験監督のバイトって、やる前はなんだか「間違いがあってはいけない厳格な仕事」のような感じがしてなんだか緊張すると思うのですが、やってみるとそう難しいことではない気がします。

 

試験の用紙を配って、
時間を計って、
試験中の受験生を監視したり、
質疑やその他の状況に対応して、
試験用紙を回収して、
会場を撤去する
だけの仕事です。

 

仕事なので常に一定の緊張感のもとで仕事を行いますが、終始、強烈なプレッシャーにさらされるようなハードな仕事ではありません。

 

適度にリラックスする時間もとれるし、適度に緊張感のある時間もとれる、という感じです。 「仕事中に笑うことがほとんどない」のが、やったことがない人にしかわからない試験監督の仕事のつらいところかもしれません。もちろん、スタッフの控室や休憩中は笑えますが。

 

私が試験監督バイトにはまりつつあった頃、試験監督に似たバイトを手広くやってみたくなって、調べたことがあります。

 

ということで、

 

試験監督に似ていて、比較的楽に稼げる仕事

 

をご紹介していきます。

 

試験監督の仕事に関係のあるキーワードを考えて、そのキーワードに該当する仕事をリストアップしていきます。

 

 

1)監視

 

試験監督の「監督」という言葉には「統括」と「監視」という意味が含まれている気がしますが、「試験監督」はどちらかというと「統括」より「監視」のウェイトが強いような気がします。

 

ということで最初のキーワード「監視」に当てはまるバイトを考えてみると、健康的なアルバイトがうかんできます。

 

プール/スケートの監視員

 

・仕事内容:プールやスケート場で、問題や危険がないかを監視し、何かあれば人命救助を含めた対応をする。
・日給: 一日8時間労働で8千円程度(時給1000円程度)
・魅力: 椅子に座ってプールやスケートを監視するのが主業務なので、あまり体力を使わない。健康的。 
・つらい点: ブールやスケートの監視員は、場内の掃除や用具の管理などもあるが、監視当番の時はプールで泳ぐ人やスケートで滑走する人に意識を集中させる必要があるため精神的に疲れる。

 

私はプールの監視員もスケートの監視員もやったことがありますが、プールの方が楽しい雰囲気に満ち溢れているて好きでしたね。スケートの監視員はちょっと寒くてつらかったです。

 

・美術館の監視員

 

・仕事内容:美術館の観覧コースに椅子をおいて座り、作品の陳列の様子を監視する。観客が絵に触れたりしないようチェックもしている。
・日給: 一日8時間労働で8〜9千円程度(時給1000〜1100円程度)
・魅力: 静かな環境で心穏やかに仕事ができる。一日中、美術に囲まれて仕事ができるのは美術好きにはたまらない幸せ。
・つらい点: 椅子に座って監視するのはプールやスケートの監視員と同じだが、美術館ではさらに「物音をたてずに静かに監視する」必要がある分、緊張感が高く疲労度が大きい。

 

美術館の監視員というと、じっと椅子に座り、ノートを開いて何かを書いているイメージがあります。清楚で知的で、物静かにただそこにいること。なんだか凄いなーと思います。

 

2)誘導

 

試験監督の仕事は受験生が無事に受験できるように手はずを整えて誘導していく、ともいえます。ということで、こんな仕事も試験監督の仕事に近いといえる気がします。

 

道路工事現場の車や歩行者の誘導員

 

・仕事内容:道路工事をする時に、歩行者や車が安全に通れるように誘導する仕事です。道路工事は渋滞を避けるため、深夜に行われることが多く、寒い時期はかなりタフな仕事といえます。
・日給: 一日8時間労働で1万2千円ぐらいは稼げるます。時給1500円以上なのでかなりおいしいバイトですね。
・魅力: 時給の高さ。これにつきますね。あとはしいてあげると、仕事になれてきて、車の誘導がきれいにできると、なんともいえない爽快感・達成感があじわえますよ。
・つらい点: ひたすら車や人の誘導をするだけなので、かなり疲れます。時間がたつにつれて集中力が切れてきてしんどくなりますね。

 

道路工事現場の車や歩行者の誘導の仕事は、時給の高さから応募する人が結構多いのですが、大抵の人は一回やってみて、そのしんどさに二度と申し込むことはなくなる気がします。

 

3)計測

 

試験監督につきものの業務に「時間を計る」があります。この「計時」に着目して、「何かを数える」仕事というのがありますが、よく目にするのがこのアルバイトです。

 

車や歩行者の通行量調査

 

・仕事内容: 道にイスをおいて座り、目の前を通行する車や歩行者の数を数える仕事です。車の種類や通行人の性別や年代別に数えています。
・日給: 一日8時間労働で1万4千円ぐらいの求人が多いですね。夏や冬など過酷な気候条件の時の方が待遇がよくなります。夕方から翌朝までカウントする求人などは8時間で2万円近い日給のものもあります。
・魅力: 日給の良さはいわずもがなですね。あと、これは個人的な見解にもなりますが、極めて集中力×持久力が求められる仕事なのです。集中力を訓練するにはもってこいのバイトのような気がします。
・つらい点: 集中力を求められる仕事に共通な「非常に疲れる」というのがあります。集中力を切らさず、目に入る車や歩行者の分類しながらカウントする。なかなかタフな仕事ですね。

 

計測という点では、「試験監督は本当に楽な仕事?」の記事に書いた「川を遡上するアユ稚魚を数える仕事」もあります。
これは、仕事という感じがしないくらいラクで高待遇の仕事でした。詳しくはこちらの記事をどうぞ。   

 

4)業界的に近い仕事

 

「試験」というキーワードから連想される仕事ってどんな仕事でしょうか?いってみれば、「業界が近い仕事」ということですが、イメージ的に「短時間で高待遇のアルバイト」とう印象が強いいバイトですね。

 

塾講師・家庭教師

 

少子化の影響で塾講師や家庭教師の求人数は二十年目の半分ぐらいになっています。アルバイトをしている大学生で。家庭教師か塾講師をしている人は1割もいないみたいですね。

 

・仕事内容: 小学生から中学生、高校生の子供たちに勉強を教える仕事です。
・日給: 一回二時間で3千円ぐらいが相場です。最高額は、東大生で時給5千円とかもらえることもあります。指導力と大学の偏差値は実は関係ないのですが、優秀な大学に通っている学生ほど高い時給がもらえる傾向があります。
・魅力: 時給の高さはもちろんですが、子供たちに勉強を教えて、わかってもらえると実に嬉しくまた楽しいものです。私は家庭教師と塾講師の両方ともやったことがありますが、生徒にじっくり勉強を教えることができる家庭教師の方がやりがいがありました。
・つらい点: 教える内容について事前に予習しておくことが必要な点です。特に、生徒が優秀な場合、難しい問題を教えることになるので、生徒から質問されてもちゃんと教えられるようにある程度予習しておくことが必要な場合があります。

 

 

以上、試験監督のアルバイトと似ているアルバイトをご紹介してみました。
興味があるものがあれば、アルバイト紹介サイトの「フリーワード検索」で探してみてください。
まあ、とにもかくにも自分で実際にやってみるといいと思います。

 

試験監督バイトでより効率的に稼ぐコツはこちらの記事でまとめています。