試験監督 バイト コツ

試験監督アルバイト、実際にやってみてコツがわかりました。

はじめての人は心配かもしれませんが、試験監督のアルバイトの仕事内容は実際にやっていると、全く難しくありません。 むしろ、アルバイトの中では一番楽な種類に入ると思います。試験中に試験監督を襲う眠気さえうまく処理できればですが・・・。

 

塾,試験監督,バイト 試験監督アルバイトの仕事内容はだいたいこんな感じです。。

 

試験監督,バイト

1.会場設置
2.受付
3.概要説明
4.用紙配布
5.試験の監督・時間計測
6.用紙回収
7.撤収
8.緊急対応

 

それぞれの仕事内容とコツを解説しています。

 

1.会場設置
会場となる大学や公共のホールなどは、いわゆる「教室型」のレイアウトになっていることが多く、特にレイアウトの変更しなくてもそのまま試験会場として使うことが可能です。レイアウトの変更が必要な場合は、机と椅子を教室型に並べるところから仕事がはじまります。
僕の経験では、小規模な試験で、ビルの一室などで試験を行う場合、必要な数の机を並べるところからやったことがあります。とはいえ、ある程度の試験の場合は、すでにレイアウトが教室型になっている場合がほとんどです。

 

★写真

 

会場設置の仕事はレイアウトだけではありません。レイアウトが終わったあとは「案内表示」を貼ります。ビルの入り口や学校の正門に試験会場であることを表示し、入り口から教室まで受験生がスムーズにいけように案内板をつけていきます。学校等で行う場合、入り口付近に受験番号と教室の一覧と教室までの道のりを書いておきます。表示するものはすでに社員さんが準備しているので、アルバイトであるあなたがすることは、入り口や経路に案内用紙や案内板をはったり、設置したりすることです。

 

案内表示をテープではりつける場合、壁に貼る方のテープの先を5ミリぐらいおってから貼り付けると、あとでテープを剥がす場合に剥がしやすくて便利です。テープの端をおらずに壁などにテープで貼ると、あとで剥がすときに爪や壁などをきずつけてしまうことがあります。

 

★写真

 

2.受付
受付ときくと「受験生の対応で無理して笑顔つくってすわってないといけないの?」とか思うかもしれませんが、そんなことはないのでご安心ください。受付の仕事は、受験生がきたら軽く挨拶をし、「こんにちは」というぐらいです。あとは、「受験番号ごとに指定された教室に入りおまちください」的なことを伝えるのみです。たいていの場合、「受験番号ごとの教室をご確認ください。」などと表示に書かれているので、受付にきて受験票を出す仕草をしない受験生に対して、上記を伝えるのみです。
また、受験生の来場のピークは試験前の30分〜5分前ぐらいなので、この30分ぐらいだけ少し忙しくなります。

 

受付対応をしていると、受験生からいろいろな質問を受ける場合があります。すぐに答えられない質問や相談を受けた場合、社員さんに連絡できるよう社員さんに連絡する方法を事前に確認しておきましょう。たいていの場合、受付には社員さんがひとりつくと思うので大丈夫だと思います。それと、これはバイトをする上での基本ですが、何かあった場合にすぐにメモができるように、筆記用具とポケットに入るサイズのメモ帳を用意して常に携帯するようにしましょう。

 

私がつかっていたメモ帳はこんな感じです。

 

 

畳むと細くなり、スーツの内ポケットにも入るサイズでした。

 

3.概要説明
試験会場の集合時間になったらその日のスケジュールや注意事項を説明します。数百人規模の場合はマイクを使って説明します。「ではこれより本日の試験に関する注意事項を説明します。・・」という感じです。試験時間や試験中の注意事項など重要なことを説明するので、通常は社員の方がする仕事ですが、試験監督バイトでがっつり稼ぎたいと思っている人は、チャンスがあればやらせてもらうといいと思います。説明するポイントは社員さんが整理していると思うので、整理された注意事項を読み上げる感じです。

 

受験生の人数が多いと、説明するのが怖かったり緊張してうまく話せないという人もいるかもしれません。コツは会場にいる何人かに向けて話すようにすることです。不特定多数に話す、となると緊張してしまうかもしれませんが、会場の受験生を何人か決めて、その受験生を順番にみながら話すようにすると、最初は緊張していてもだんだんリラックスして話せるようになります。政治家やプレゼンテーターのうまい人が意識してやっている方法です。

 

4.用紙配布
解答用紙と問題用紙を配布します。配布の仕方は、最前列の人に人数分を配り、後ろの人に回してもらう方法と、試験監督がひとりづつに問題用紙と解答用紙を配る方法の二つがあります。公的な資格試験の場合はひとりづつ配布することが多いようです。私が最初にやったときは大学受験の模擬試験だったのですが、前の人が後ろの人に用紙を送るやり方でした。

 

5.試験の監督・試験時間の管理
試験は試験監督の「では試験をはじめてください」という言葉で開始されることが多いようです。試験監督のアルバイト仕事の中で一番長いのが「監督」をする時間です。時計を見ながら会場をまわったりイスに座ったりして受験生のそばで過ごします。大学受験の模擬試験の場合、一日多い時は5科目の試験を行うことがあります。その場合、朝から夕方まで監督時間だけで6時間以上ということもあります。

 

試験監督の仕事では、受験生ひとりひとりの受験番号と席の番号があっているか確認したり、受験票に写真が貼ってある場合は、写真と受験生が同一人物が確認します。時々、女性で、写真が本人とは別人と思うぐらいきれいな人がいたりするで注意が必要です。

 

試験監督のアルバイトで唯一大変なことは、試験の「監視」の時間に居眠りをしないことです。特に秋冬の寒い季節は、あったかい室内でただ座ってボーっとしていると強烈眠気が襲ってきます。昼食後の1時半〜2時半ぐらいはかなり大変で、精神力が試されるともいえます。
試験監督のアルバイトの最中眠くなってきたら、立ち上がって会場内を歩きまわると眠気がとれるのでおすすめです。真剣に試験を受ける受験生に目をやりつつ、会場の外の風景を見ているうちにだんだん眠気もとんでいきますから。

 

試験監督バイトで眠くなった場合の対処法をまとめておきます。

 

・上で紹介した「会場を監視する感じで歩き回る」
かわいい女性、かっこいい男性を探しながら歩き回るのも楽しいと思います。

 

・フリスクをかむ

 

・トイレで顔を洗う

 

・夏場はアイスノンで冷やしておいたおしぼりで顔を拭く
  冬場はお湯であたためたおしぼりがいいですね。

 

・ほっぺたをつねる

 

・自分も試験をやってみる

などいくつか考えられます。いろいろ試してみると楽しいと思います。くれぐれも社員さんの許可を得た上で、受験生の邪魔にならないように行ってください。

 

6.用紙回収
試験終了の時間になったら、試験の終了を伝え、解答用紙を回収します。試験によっては問題用紙もあわせて回収します。回答用紙は回収する時に、枚数や受験番号に抜けモレがないかチェックをします。事前の説明会で言われたとおり、用紙回収は一番気をつけてしました。紛失だけは絶対に起こしてはいけませんから。

 

7.撤収
用紙回収が終わったら受験生を退出させ、会場を元に戻す作業を行います。会場に持ち込んだ備品は全て会場から持ち出して、忘れ物がないかチェックが必要です。

 

8.緊急対応
緊急対応は例えば試験中にトイレに行きたい受験生がいた場合の対応、などです。試験中に受験生の携帯電話がなる事も、今でも時々あるようですね。緊急対応は想定される緊急事態ごとに社員さんがマニュアルを作っているので、心配はいりません。マニュアルにない緊急事態が発生した場合は、社員さんに相談しつつ対処すれば問題ありません。

 

その他、試験監督アルバイトをする上で知っておいた方がいいこと

 

試験監督の役割は、「時間内に公平に試験を受けてもらい、間違いなく回答を回収する」ことです。これを踏まえると、仕事をする上で二つのポイントがあげられます。

 

1.時間厳守
試験という性質から他のアルバイト以上に「時間管理」が厳しく問われます。寝坊などでアルバイトの集合時間に遅刻するようなことがあれば、 次の機会に声をかけてもらえないと思ってください。

 

またアルバイト当日は多少の交通渋滞にあっても間に合うように、集合時間の30分前には現地に着いていられるようにすると安心できると思います。最近はネットなどで交通機関や時刻表なども簡単に検索できるので便利ですね。
※電車の時間は「駅前探検隊」で調べると便利ですね。
http://ekitan.com/

 

試験監督,バイト

 

2.スーツ着用
試験監督をする時の服装はスーツが基本です。 男性の場合はネクタイ着用が一般的です。学生の方でスーツがないという場合は、高級なスーツでなくていいので一着用意しておくとよいと思います。

 

スーツはビジネスでも使えますし、その他フォーマルな場でも活用できるので最低一着あるとなにかと便利だと思います女性の場合は可能ならばツーピースとワンピースの二種類用意しておくといいと思います。いまは比較的安価なスーツも多いので学生さんでも買える金額のものがあると思います。ユニクロのスーツでも全然問題ありませんし。

 

さらにスーツに合う革靴も一足用意しておくとよいと思います。色は黒か茶系がいいと思います。いろいろなスーツに合わせられる靴が一足あると便利だと思います。

 

革靴は最近は5千円以下のものも多くでています。靴の販売店としては、全国的には「ABCマート」が有名ですが、ABCマートはどちらかというとカジュアルシューズの比率が高いように感じます。
安くて比較的質のいい革靴は男女ともに「東京靴流通センター」にいい商品がでている気がします。

 

東京靴流通センターは四半期に一度ぐらいのペースでセールがあり、通常6〜8千円ぐらいする革靴はセール期間中は2,980円とか3,980円で買えるのでかなりお得です。
革靴を新たに買いたいという人は東京靴流通センターのセール情報をチェックしておくとよいと思います。
→ 東京靴流通センター: http://www.chiyodagrp.co.jp/shop/tsoc.html

 

試験監督バイトで時給をあげる秘密のやり方はこちらの記事にまとめています。かなり実践的なやり方だと思います。